複数の画像から1枚の大きなサムネイル画像を作成する際にImageMagickのmontageコマンドを使います。
montageコマンドでの『余白とボーダー』についてのメモです。
まず横長、正方形、縦長の画像をいくつか用意します。

用意した画像(縦長、正方形、長方形)

用意する画像一覧

余白、ボーダーを指定することで、できあがる画像のサイズが変化します。視覚的にわかりやすくするために、ここでは正方形に切り抜いてサムネイル画像を作成します。
正方形に切り抜く方法についての解説は『montageで隙間の無いサムネイル』を参照して下さい。

余白、ボーダー共に指定しない場合(それぞれ80x80pxへ縮小)

余白、ボーダーともに指定なしの画像

サンプル(Windows版)
※画像の存在するディレクトリに移動して実行します。実行後thumb???.jpgが出力されます。

montage.exe  -tile 4x2 -resize 160x -resize "x160<" -resize 50%% -gravity center -crop 80x80+0+0 -geometry 80x80+0+0 -quality 75 *.jpg thumb%03d.jpg
説明
余白指定は『-geometry 80x80+0+0』の『+0+0』の箇所です。0を指定しているので上下左右ともに余白無しになります。
ボーダー指定は『-border ?』としますが、このサンプルでは指定してません。よってボーダー無しとなります。
余白もボーダーも無しの状態ですので、最終的にできあがる画像サイズは横幅320px『=80x4列』高さ160px『=80x2行』となります。

余白のみ指定した場合(それぞれ80x80pxへ縮小)

余白のみ指定した画像

サンプル(Windows版)
※画像の存在するディレクトリに移動して実行します。実行後thumb???.jpgが出力されます。

montage.exe  -tile 4x2 -resize 160x -resize "x160<" -resize 50%% -gravity center -crop 80x80+0+0 -geometry 80x80+10+5 -background "#333333" -quality 75 *.jpg thumb%03d.jpg

説明
余白指定は『-geometry 80x80+10+5』の『+10+5』の箇所です。+10はサムネイル画像毎に左右10pxの余白が付与されます。+5はサムネイル画像毎に上下5pxの余白が付与されます。
ボーダー指定は『-border ?』としますが、このサンプルでは指定してません。よってボーダー無しとなります。
余白が指定されていますのでその影響を受けて画像サイズが決まります。最終的にできあがる画像サイズは横幅400px『=100px(80+左右の余白)x4列)』高さ180px『=90(80+上下の余白)x2行』となります。

余白、ボーダー共に指定する場合(それぞれ80x80pxへ縮小)

余白、ボーダー共に指定した画像

サンプル(Windows版)
※画像の存在するディレクトリに移動して実行します。実行後thumb???.jpgが出力されます。

montage.exe  -tile 4x2 -resize 160x -resize "x160<" -resize 50%% -gravity center -crop 80x80+0+0 -geometry 80x80+10+5 -background "#333333" -bordercolor "#ffffff" -border 3 -quality 75 *.jpg thumb%03d.jpg
説明
余白指定は『-geometry 80x80+10+5』の『+10+5』の箇所です。+10はサムネイル画像毎に左右10pxの余白が付与されます。+5はサムネイル画像毎に上下5pxの余白が付与されます。
ボーダー指定は『-border 3』の箇所です。このサンプルでは白(#ffffff)で3pxのボーダーを指定しました。
余白及びボーダーが指定されていますのでその影響を受けて画像サイズが決まります。最終的にできあがる画像サイズは横幅424px『=106px(80+左右の余白+左右のボーダー) x 4列)』高さ192px『=96(80+上下の余白+上下のボーダー) x 2行』となります。